前冬の積雪量によって植物の開花状況も大きく変わるので5月後半~6月が目安の花です。おそらく大沼池や志賀山、赤石山でも群生があるかもしれませんが頻繁に行ける距離ではないので道路から簡単にアクセスできる場所だけを紹介しています。
2025年は残雪が多かったためか全体的に開花が遅い気がします。6月は1番緑が明るく、お花を楽しめる季節なのでぜひハイキングを楽しんでください!
ワタスゲ
湿地で見られる綿毛の花。年によって綿毛が小さいまま終わることもあります。
田ノ原湿原、自然探索コース、焼額山の稚児池、四十八池などで見られます。



レンケツツジ
蓮池、一沼、田ノ原湿原などで見られます。ワタスゲが見頃のときに咲き始めるので田ノ原湿原が撮影スポットかも。


ニリンソウ
ニリンソウは意外と車道沿いにも群生しています。薄暗い大倉新道には一面のニリンソウが広がりますが、足場が非情に悪く泥道なので長靴がおすすめ。ほかにも奥志賀が多いかな。


ミツガシワ
ミズバショウが終わる頃に開花し始めるのがミツガシワ。蓮池や自然探索コースで見かけます。


アズマシャクナゲ
わたしがよく見かける場所は、まがたまの丘と自然探索コースです。岩菅や明石山にもあるかもしれません。
すぐ終わってしまう花なので満開のときに行くのは難しいかも。


サンカヨウ
里山に多いイメージですが意外にも1600m以上の薄暗いところに群生しています。
大倉新道、奥志賀、しなのきコースで多く見かけます。


マイヅルソウ
これはどこにでも群生している小さな山野草。ハート型の葉っぱで小さなプチプチした白い花を咲かせます。秋には葉が黄緑になり、赤い実に変わったときも可愛い植物です。


ツバメオモト
こちらもお馴染みの花です。志賀高原ではしなの木コースや、大倉新道で登山道沿いにずーっと群生しています。


そのほかよく見かける花たち。どれも里山でお馴染みの花ですが、志賀高原ではこれといって珍しい花は咲かず、本当に宝石を見つけるかのように数が少ないです。ハクサンイチゲ、クロユリ、ウメバチソウ、チングルマといった高山で見かける花もありません。














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